複数の不動産会社への査定依頼する

不動産の売却には、査定を一括で複数社に依頼して、各査定結果を比較することが重要です。
注意してほしいのが査定金額です。少しでも契約に結びつきやすくするため、不動産会社が査定価格を高めに設定するケースもあります。そのため、他の会社に比べて査定額が高すぎないか、査定額の根拠が示されているかを、ご自身で必ず確認して下さい。

相場を知る

「どんな質問をすれば査定額の根拠が分かるのでしょう？」査定額の根拠を確認するために、「近隣の売却事例」と合わせて、「築年数」「間取り」「土地の相場感」「家の状態」「近隣施設の有無」の5つの観点で査定額の根拠を聞きましょう。

信頼できる不動産会社と契約を結ぶ

査定額が高いからといって、安易にその不動産会社に飛びついてはいけません。「査定額イコール売却額（成約価格）」 ではないからです。相場よりも明らかに高ければ、どんなに待っても買い手は表れず、成約に至りません。誠意ある不動産会社は、客観的な情報を総合して妥当な査定額を出してきます。それを「安すぎる」と短絡的に決めつけずに、その根拠を担当者に問いただすことが大切です。

売り出す前に希望価格と時期を決める

不動産会社から受ける査定額は、通常3ヶ月程で売れると思われる価格です。
希望する価格を追い求めすぎない、期限を決めて適切な価格で販売することが重要です。希望する価格で売れるまで売却活動を続けたい方、早く売却したい方など売却理由に合わせて、あなたにとって素敵な不動産会社を見つけましょう。

税金や手数料などの費用を把握する

不動産売却は、「いくらの手付金がどのタイミング入金されるのか？」「仲介手数料はいくらか、どのタイミングで支払う必要があるのか？」といったお金の動きを把握したうえで、手続きを進めていく必要があります。